孫子の兵法 現代に生かすためには シンプルに解説 2章部下
今回紹介するのは上司のいる人に読んでほしい孫子の兵法です。
これを読めば上司とうまく仕事ができるようになるかも??
【将とは、智、信、仁、勇、厳なり】
これは上司にも言える言葉ですが人にとって大切なことなので覚えましょう
智=物事を明察できる知力
信=信頼
仁=慈しむこころ
勇=困難にくじけない有機
厳=規律を守る厳格さ
この五つが大切ということです
厳しいだけではいけません。優しいだけでも仕事はできません。
自分がリーダーであると思うもしくはリーダーならどうするかを考えることで仕事に対しての熱量も変わるでしょう。
【兵の形は実を避けて虚を撃つ】
実=強きところ
虚=弱いところ
敵であれば弱いところを探しそこを攻撃し味方の弱いところは補完する関係ができれば組織として強みが増すでしょう
【先ず勝つべからざるを為して】
敵が攻めても勝てないようにしなさいという言葉です。
人間には十人十色の性格があり、短所も長所もあります。
仕事が早く正確に終わる人でも女癖が悪いと印象も落ちてしまいます。
まずは短所をなくすことで印象が悪くなることをなくしましょう。
うをもってちょくとなしうれいをもってりとなせばなり
【迂を以て直と為し患いを以て利と為せばなり】
言葉の解説は難しいくなってしまうので割愛しますが、
要するに急がば回れと似た意味だと解釈していただければいいと思います。
会議の前に根回しをして円滑に会議を進めたほうがいいこともあります。
根回しと聞くと嫌な感じがしますが皆の時間をとってもらって会議が長引くより主要な人に聞いてみて方向修正したほうが早くゴールできることもよくあります。
【遠き形には勢い均しければ以て戦いに挑み難く、戦わばすなわち不利なり。】
遠くに敵がいて勢力が同じ場合戦いを自軍から仕掛けるのは困難であり無理しては不利になるという言葉です。
新しいことを始める場合でも全くしたことのないことよりも今の仕事の延長線上で広げたほうがいいということですね。
【善く戦う者は、人を致すも人に致されず。】
善く戦う人=仕事のできる人
は人を操りはするが操られることはないという言葉です。
メリットを挙げられてもなかなか手を出せない人も多いと思います。
周りの目や意見を怖がり最初の一歩を踏み出せない人はこの言葉を信じて
周りに振り回されずに自分の思う勝機を信じて実行してみましょう。
【君命に受けざる所有り】
君主(上司)の命令を受けてはいけないときもあるという言葉で
上司の間違いを指摘するべきで指摘する部下はよい人材であるといえる。
なかなか面と向かって言いにくい場合も多いと思いますがそこを埋めるのは1章の準備なので少しずつコミュニケーションを増やして信頼を勝ち取りましょう。
これで
孫子の兵法 現代に生かすためには シンプルに解説 2章部下
の紹介を終わります。
参考資料にはもっとわかりやすく書いてありますのでこの機会に買ってみてはどうでしょうか?
3章ではリーダーに関してまとめていこうと思います。
楽しみに待っていてください。
↓参考資料