家賃を下げるときに注意すること 契約後
前回は契約前にできる家賃交渉を紹介しました。
では家賃交渉は契約前しかできないのでしょうか
結論はできます。
しかし難易度は上がるのも確かです。
難易度は高いですができる可能性もあります。家賃交渉は勢いも大切なので不況になりそうな今交渉しやすくなっています。
では具体的な交渉方法を紹介します。
まず大家さんとの信頼関係の構築のため数年住んでいると家賃交渉しやすいです。
大家さんからしたら長期で住んでもらえるとコロコロ住人が変わるより部屋のクリーニング代などが浮きうれしいわけです。
長期で住んでいる場合いわゆる太客です。交渉も甘めになります。
次に周辺の空室率をみましょう。
大家さんからしたら空室が増えているときは弱腰です。
引っ越すといわれるくらいなら家賃を下げてでも住んでほしいわけです。
3割以上空きがあれば交渉の余地ありだと思われます。
そして一番交渉しやすいのは
自分の住み始めた家賃より現在のインターネットに掲載されている家賃が高い場合
安くできるでしょう。
建築物は新築から中古で一気に落ちます。
そして築年数で少しずつ下がっていきます。
目安として10年で1割、20年で2割安くなるという感じですね。
勢いが大切といいましたが時期も大切です。
大学生や新生活が始まり住み始めるのは1月から3月です。逆に4月以降になると空室が増えるようになります。
なので空室の増えた段階で交渉をしたほうが成功する可能性が高いでしょう。
逆に満室に近い状態空室がなくなってきている場合はなかなか交渉しても相手にされないことが多いでしょう。
賃貸契約は1年~2年で更新を迎えます。家賃交渉を行うのであれば、この契約更新のタイミングで話を切り出すのが一番です。
では実際に交渉する際の言い回しを紹介します。
言い方で相手を怒らせないように注意しましょう。
①収入が減ってしまい、今の家賃では少し厳しくなってしまっているので引っ越しを検討しているが2000円下げてくれたらこのまま更新したい。
①解説
まずこちらの事情を説明→今の状態では引っ越し=相手からしたら空室になる可能性がある→具体的な金額を提示→下げてくれたら更新しますと宣言
この流れが大切です。
次はインターネットのほうが安かった場合
②自分が契約したときに比べ、このサイトでは2000円下がっているのでこれと同等の金額に下げてくれませんか?
②解説
サイトを見せて実際に下がっていることを提示→優し目に交渉
まとめ
ある程度(数年)住んでいると交渉はしやすくなります。
住み始めてすぐに交渉するとトラブル客と思われて更新されないなどあるかもしれませんので相手の気持ちを考えて交渉しましょう。
交渉は相手の利益を減らす行為です。あなたが急に給料減らしたいんだけどいい?と聞かれていいですよという人は少ないと思います。
しかし会社がつぶれそうでリストラはしたくないから月2000円だけ減らしたいといわれれば仕方ないと思う人もいると思います。
相手も人なので尊重して交渉していきましょう。
それではまた